歯科コラム

虫歯を長年しっかり予防できている方は、歯ブラシによるブラッシングだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスといった補助的清掃器具も併用しているものです。大宮の歯医者さんに来られる患者さまもその傾向が強いといえます。そこで今回は、歯間ブラシとデンタルフロスについてあまり知らない方に向けて、これらの違いや使用方法を詳しくご説明します。

大宮にお住いの方もそうですが、歯医者に来られる患者さまの中には、歯間ブラシとデンタルフロスが同じものと勘違いされているケースが珍しくありません。どちらも歯と歯の間の汚れを取るための器具であり、大宮の歯医者さんでも使用する機会がありますが、見た目に大きな違いがあります。歯間ブラシは比較的大きな器具で、先端の部分が文字通り「ブラシ」のような形をしていますが、デンタルフロスは「糸」状の器具です。いわゆる“糸ようじ”のように持ち手が付くと見分けがつきにくくなるため、混同している方も多くなっているのでしょう。

歯列内に不要なスペースがあるすきっ歯の方や歯周病の進行で歯茎が下がり、歯と歯の間の隙間が広くなっている方には、ブラシ状のヘッド部分で汚れをかき出す歯間ブラシがお勧めです。歯間距離は加齢に伴って広くなるので、歯間ブラシは高齢の方が使うものと誤解されている場合もありますが、基本的に年齢は関係ありませんのでご注意ください。大宮の歯科にお越しになる患者さまでも、若いうちから歯間ブラシを活用されている方はたくさんいらっしゃいます。

歯間距離が短くて歯間ブラシが入らない場合は、糸のように細いデンタルフロスがおすすめです。デンタルフロスで歯間部の汚れを落とすことで、虫歯予防効果も大きく向上しますよ。大宮にある歯科「フォレストデンタルクリニック」でも多くの人にデンタルフロスの活用を推奨しております。