当院の入れ歯治療

当院では、11年以上（※）の入れ歯治療経験を持つ院長がこの治療を担当しています。

院長には、ご高齢の方をはじめ、入れ歯治療を必要とされている多くの患者さまを診察してきた経験があります。部分入れ歯から総入れ歯まで、さまざまな入れ歯作りに携わってまいりました。保険の入れ歯だけでなく、より審美性・機能性が高く違和感の少ない自費診療の入れ歯作りの経験も、豊富に持っています。
※2022年現在

私どもは、「痛くない・噛める・外れない」という噛みやすい入れ歯作りを目指しています。

入れ歯でうまく噛めない原因として第1に挙げられるのが、噛み合わせの位置が合っていないことです。そのため当院では、天然の歯があった頃の噛み合わせの位置を再現し、噛みやすい入れ歯の作製を目指しています。

入れ歯が合わない第2の原因は、入れ歯と歯ぐきの間に隙間があることが挙げられます。入れ歯は、吸盤と同じ仕組みで歯にくっつくもの。吸盤は隙間があるとくっつきませんが、入れ歯も同じで、隙間があるとうまくくっつかずにガタついたり外れたりしてしまいます。隙間ができないようにするには精密な型どりが大切です。精密な型をとるために、私どもは「個人トレー」と呼ばれる型どり用の道具を作っています。

トレーとは、型どり材を乗せる枠です。個人トレーは、お一人おひとりのお口に合わせてオーダーメイドで作製します。個人トレーを使ってお口の型をとると、既製品のトレーを使った場合に比べ、もっと精密な型がとれます。

型どり材には、変形が少なく精密な型がとれるシリコン製の材料を使用。シリコン製の材料の場合、従来の型どり材に比べて変形が起きにくいからです。その結果、より精密にお口の状況を再現した模型を、入れ歯作りのプロである歯科技工士へ届けられます。

こうした工夫を重ね、ぴったりと隙間のない入れ歯をお作りできるよう心がけています。可能な限り正確な型どりを行い、お口にきちんとフィットする噛みやすい入れ歯を作製したい。そう願っています。

精密な型どりを行うとなると、どうしても手間や時間がかかるものです。しかし、実際にお口に入れた後のことまで考えられている入れ歯なら、噛みやすさ・外れにくさなどの面で、きっと患者さまに喜んでいただけるだろうと思います。

こうした思いとこだわりを持ちながら、よりお口にフィットする違和感の少ない入れ歯をご提供したいと願い、入れ歯治療に取り組んでいます。是非、将来的に安定して長く使える自費診療の入れ歯を作ってみませんか。