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歯の磨き方は、人によって違うと思っていませんか?実は、正しい歯の磨き方は一つだけではありません。歯の形や歯並び、歯ブラシの種類や硬さなどによって、最適な歯の磨き方は異なります。しかし、どんな歯の磨き方でも共通しているのは、歯垢(プラーク)をしっかりと取り除くことです。歯垢は、歯に付着した細菌のかたまりで、むし歯や歯周病の原因となります。歯垢を放置すると、歯石になってしまい、さらに歯や歯ぐき(歯肉)に悪影響を及ぼします。そこで、この記事では、歯垢を効果的に除去するための歯の磨き方のポイントを紹介します。
・歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間にきちんとあてる
歯垢は、歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間などに溜まりやすいので、歯ブラシの毛先をしっかりと当てて磨くことが大切です。歯ブラシの毛先を歯の表面に平行にあてるのではなく、歯と歯ぐきの境目に対して45度の角度にあてると、歯垢をかき出しやすくなります。また、歯と歯の間には、歯ブラシの毛先を縦にあてて、細かく動かすと効果的です。
・歯ブラシを軽い力で小刻みに動かす
歯ブラシを強く押し付けたり、大きく動かしたりすると、歯や歯ぐきに傷をつけたり、歯ブラシの毛先が広がってしまい、歯垢を落とせなくなります。歯ブラシは、毛先が広がらない程度の軽い力で、5~10mmの幅を目安に小刻みに動かしましょう。また、1~2本ずつ磨くと、歯の隅々まで届きやすくなります。
・歯の全面を磨く
歯は、表面だけでなく、裏や噛み合わせの面も磨く必要があります。裏は、歯ブラシを縦に持って、前歯の裏側は上下に、奥歯の裏側は前後に動かして磨きます。噛み合わせの面は、歯ブラシを斜めに入れて、かみ合わせの形に沿って磨きます。歯の全面を磨くためには、歯の順番を決めて、一本一本丁寧に磨くことがポイントです。
・歯磨きのタイミングと回数を意識する
歯磨きのタイミングと回数も、歯垢を除去するために重要です。食事や間食の後は、細菌が糖分を使って酸を作り出し、歯の表面が酸性になります。この状態で歯を磨くと、歯の表面が削れやすくなります。そのため、食後すぐに歯を磨くのではなく、30分ほど時間をおいてから歯を磨くことがおすすめです。また、歯磨きは1日3回、毎食後に行うことが理想的です。特に、寝る前の歯磨きは、唾液の分泌が減り、細菌が繁殖しやすくなる夜間に備えるために、念入りに行うことが大切です。
・歯磨き粉やデンタルフロスなどを上手に活用する
歯磨き粉やデンタルフロスなどのオーラルケア用品を上手に活用することも、歯垢を除去するために有効です。歯磨き粉は、歯垢を落とすだけでなく、フッ素を配合したものを使うと、歯の再石灰化を促進して、歯を強くする効果があります。デンタルフロスは、歯と歯の間に入り込んだ歯垢や食べかすをかき出すのに便利です。歯ブラシだけでは落としきれない歯垢を、デンタルフロスを使うことで、歯垢の除去率を高めることができます。
・定期的に歯科医院で検診を受ける
自分で行う歯の磨き方だけでは、歯垢を完全に取り除くことは難しいです。歯垢が歯石になってしまったり、歯と歯ぐきの間に入り込んだりすると、自分では落とせなくなります。そのため、定期的に歯科医院で検診を受けて、プロの手で除去してもらうことが必要です。
歯の磨き方は基本がありますがそれぞれに合った方法があります。大宮の当院では患者様一人一人の歯の状態や歯並びに合わせて、最適な歯の磨き方やオーラルケア用品の選び方などもアドバイスしております。ぜひお気軽にご来院ください。
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