歯科コラム

毎日している歯磨き。あなたは正しい歯磨き方法を知っていますか？自己流でとにかく歯を磨き、すっきりさせて済ませていませんか？歯磨きをなんとなくしているだけでは、本来の目的である虫歯や歯周病予防にはなりません。今回は正しい歯磨きの仕方のポイントを解説します。

・歯と毛先をしっかりあてる

歯磨きをするときは歯面とブラシをしっかり当てて磨きましょう。

歯と歯の間や歯と歯茎の間にもプラークが残っていますので忘れずに磨きます。

・歯ブラシを小刻みに動かす

歯１～２本を目安に、小刻みに20回以上は磨きましょう。

・軽い力で磨く

磨くときに力をかけすぎないようにしましょう。歯ブラシが広がりすぎないように意識します。

・プラークを落とす

歯磨きの目的は虫歯や歯周病の原因となるプラークを落とすことです。

歯磨き粉を付けすぎると清涼感でみがいた気になってしまい、本来のブラッシングがおろそかになってしまう場合があります。歯と歯の間など磨きにくいところは特に気を付けて磨き忘れがないようにしましょう。

・磨く順序を決めておく

てきとうに磨いていると、歯の裏を磨き忘れていたりすることがあります。

磨き忘れる部分がないように、右奥歯から順番に表面、そのあとに裏を磨く、というように磨く順番を決めておくと良いでしょう。

朝起きたとき、夜寝る前、そして毎食後にできればベストです。しかし、全て行うのが難しい場合も多い場合は、お口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなる夜寝る前にはしっかりおこなうようにして、昼間などはサッと口をゆすいだり短めに磨いたりするのでも良いでしょう。

・デンタルフロス

歯磨きを行う際に歯ブラシだけではなく、歯磨き前にデンタルフロスを行うことでよりｓプラークを落としきることができます。

・ワンタフトブラシ

歯磨きのヘッドが小さい歯ブラシです。奥歯の届きにくい部分や歯と歯が重なっている磨きにくい部分などもワンタフトブラシならしっかりブラシを当てることができます。