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歯が抜けている箇所がある場合でも、矯正治療を受けることは可能です。しかし、欠損歯の状態や治療の目的に応じて、治療法や計画が異なるため、まずは歯科医師と詳細な相談を行うことが重要です。今回は、欠損歯がある場合の矯正治療について詳しく解説します。
◎高度な専門性が必要
欠損歯の矯正治療は、通常の矯正治療とは異なり、補綴(ほてつ)治療も併せて行う必要があります。矯正治療だけを専門としている歯科医ではなく、補綴治療の知識と技術を持った歯科医師に相談することが望ましいです。
◎補綴治療との併用
欠損歯がある場合、矯正治療のみで歯並びを整えることができる場合もありますが、多くの場合、インプラントやブリッジなどの補綴治療を併用することが多いです。例えば、矯正治療で歯列を整えた後にインプラントを埋め込むといった方法があります。
◎保険適用の可能性
6本以上の先天性欠如がある場合など、特定の条件を満たす場合には、保険適用で矯正治療を受けることができる場合もあります。この場合、指定自立支援医療機関での治療が必要となります。
◎インプラント
インプラントは、欠損歯の部分に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する方法です。これにより、見た目も機能も自然の歯に近い状態を実現できます。矯正治療後にインプラントを行うことで、隙間を埋めることができます。
◎ブリッジ
ブリッジは、欠損している部分の両隣の歯を削り、その支えとしてダミーの歯を連結する方法です。この方法も短期間で治療が完了し、違和感が少ないというメリットがありますが、健康な歯を削る必要があるため、デメリットも存在します。
◎部分入れ歯
部分入れ歯は取り外し可能な装置で、欠損部位を補うことができます。比較的安価で手軽に治療できますが、装着時に違和感がある場合や、食べかすが入れ歯と歯茎の間に入り込むことがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
◎メリット
・機能と審美性の回復
矯正治療を通じて、歯並びが整うことで審美性が向上し、正常な咬合機能も回復します。
・他の歯の健康維持
欠損歯を放置すると、周囲の歯が移動して歯並びが悪化することがありますが、矯正治療でこれを防ぐことができます。
◎デメリット
・治療期間の延長
欠損歯の補綴治療を併用する場合、通常の矯正治療よりも時間がかかることがあります。
・治療費用の増加
インプラントやブリッジなどの補綴治療を併用するため、治療費が高くなる傾向があります。
◎早期の治療開始
欠損歯を長期間放置すると、顎の骨が吸収されてしまい、矯正治療が難しくなることがあります。できるだけ早期に治療を開始することが重要です。
◎治療方針の相談
歯が抜けている場合の治療方針は一つではありません。矯正治療と補綴治療の両方の観点から、複数の選択肢を歯科医師と相談し、最適な治療計画を立てることが大切です。
歯が抜けている箇所がある場合でも、矯正治療を受けることは可能です。欠損歯の状態や治療の目的に応じて、適切な治療法を選択することで、審美性と機能性を取り戻すことができます。大宮の当院ではインビザラインによる矯正治療だけではなく補綴治療も行っております。ご相談ください。
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