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妊娠中は、体調やホルモンバランスの変化によって、口内環境も変わります。そのため、虫歯や歯周病などの口腔トラブルになりやすくなります。また、口腔トラブルは、早産や低体重児出産などのリスクを高めることもあります。
そこで今回は妊娠中に虫歯治療は可能なのかについて解説します。
まず、妊娠中に歯科治療を受ける時期についてですが、一般的には安定期と呼ばれる妊娠5~7ヶ月(16~27週)が最適とされています。
この時期は、赤ちゃんの発育が安定しており、母体への負担も比較的少ないため、歯科治療が胎児に影響を与える可能性も低くなります。また、母体もつわりなどの不快感が落ち着きやすくなります。
一方で、妊娠初期(1~3ヶ月)や後期(8~10ヶ月)は、歯科治療を控えた方が良い場合があります。
初期は、赤ちゃんの臓器形成が行われる重要な時期であり、母体もつわりや出血などのリスクが高くなります。そのため、必要不可欠でない限りは歯科治療を避けた方が無難です。
後期は、赤ちゃんが大きくなって長時間横になったり、歯科治療が困難になったりする場合もあります。また、母体も血圧や血糖値の変動などのトラブルが起こりやすくなります。
もちろん、これらの時期でも、緊急性の高い虫歯や歯周病、親知らずなどの治療は必要に応じて行うことができます。しかし、できるだけ安定期に計画的に治療を行うようにしましょう。
妊娠中に歯科治療で使われる麻酔や薬についてですが、基本的には安全とされています。
虫歯治療で使われる麻酔は、局所麻酔と呼ばれるもので、歯や歯茎などの一部分だけを麻痺させるものです。この麻酔は、胎盤を通じて赤ちゃんに届くことはほとんどありません。
ただし、妊娠中は麻酔薬の効き方が変わることがあるので、必要最小限の量を使用するようにします。また、麻酔後は血圧や脈拍などの変化に注意するようにします。
虫歯治療で使われる薬は、主に抗生物質や鎮痛剤です。これらの薬も、妊娠中でも安全に使用できるものが選ばれます
ただし、これらの薬も必ず必要な場合に限って使用するようにします。また、使用する際は量や期間を医師と相談するようにします。特に妊娠初期や後期は注意が必要です。
妊娠中に歯科治療でレントゲンを撮っても大丈夫なのかという点ですが、これも基本的には問題ありません。
歯科治療で使われるレントゲンは、放射線量が非常に少なく、お腹から遠い部分を撮影するものですまた、レントゲン撮影時には防護エプロンを着用することで、お腹をさらに保護することができます。ただし、レントゲン撮影は必要最小限に留めるようにします。
妊娠中は、虫歯や歯周病などの口腔トラブルが起こりやすくなりますが、それらを放置することは赤ちゃんへの影響も考えられます。そのため、安定期を中心に計画的に歯科治療を受けることが大切です。大宮の当院では妊娠中の歯科治療や口腔ケアについてのご相談も受け付けております。初めての方も安心してお問い合わせください。
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