歯科コラム

歯科治療で行う「根治」とは、歯の根の中をきれいに清掃する「根管治療」を意味します。大宮の歯医者さんでも根治と略すことが多いのですが、虫歯治療などに詳しくない方にとっては、病気を根本から治す根治と勘違いしてしまいますよね。今回はそんな虫歯治療の根治が長期間に及ぶ理由について詳しく解説します。

根管治療とは、虫歯による細菌感染が歯の神経にまで達した際に適応されるものです。歯の神経や血管は、一度でも細菌に感染すると保存することが難しくなり、基本的には抜髄（ばつずい）と呼ばれる神経を抜く処置が必要となります。その後は歯の神経が存在していた「根管（こんかん）」という髪の毛くらい細い管をお掃除して、無菌化する必要があるのです。大宮の歯科「フォレストデンタルクリニック」でもそのような歯の根の治療を日常的に行っています。

根管治療にどのくらいの期間を要するかは、あくまでケースバイケースです。大宮の歯科の虫歯治療でも3～4回の通院で完了することもあれば、7～8回かかることも珍しくありません。つまり、根管治療というのは毎週通院したとしても、1～2ヵ月かかるのが一般的なのです。ちなみに、初めて根治治療を行う歯の方が比較的短期間で処置が完了します。以前に根管治療を行った歯で虫歯が再発したようなケースでは、それなりに長い期間かかることを覚悟しましょう。その傾向は大宮の歯医者でも同じです。

根管治療は、大宮で受けてもその他の地域で受けても完治するまでにかかる期間はそれほど変わりません。なぜなら、根管の構造が特殊だからです。根管は極めて細く、狭く、暗くて見づらいため、保険診療では盲目的な処置になりがちです。根管を傷付けないようゆっくりと慎重にお掃除していかなければならず、自ずと時間もかかります。大宮の歯医者の虫歯治療を自費で受ける場合は、使用できる機材や薬剤の選択肢が広がるため、治療期間を短縮することも可能です。