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子どもの成長に伴い、乳歯から永久歯への生え変わりは大きな変化の一つです。この過程で、歯並びが自然に良くなることを期待する親御さんも多いでしょう。この記事では、乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで歯並びが良くなる可能性について詳しく説明します。
●乳歯の役割
乳歯は、食べ物を噛み砕く機能だけでなく、将来の永久歯の位置をガイドする役割も持っています。乳歯が正しい位置にあることで、永久歯が正しく生えるスペースを確保することができます。
●永久歯への移行
通常、6歳頃から乳歯が抜け始め、12歳頃までにすべての乳歯が永久歯に置き換わります。この期間は「混合歯列期」と呼ばれ、乳歯と永久歯が共存する時期です。この時期に歯並びの問題が発生することが多いです。
●自然に良くなるケース
一部の子どもは、成長とともに顎が広がり、永久歯が自然に正しい位置に生えることで歯並びが改善することがあります。これは特に顎の成長が活発な時期に見られます。しかし、すべての子どもがこのように自然に歯並びが良くなるわけではありません。
●歯並びが改善しないケース
多くの場合、遺伝的な要因や顎の成長不足、乳歯が早く抜けてしまったことなどが原因で、永久歯が正しく並ばないことがあります。このような場合、矯正治療が必要になることが多いです。
●乳歯の早期喪失
乳歯が虫歯や外傷などで早期に失われると、隣の歯がそのスペースに移動してしまい、永久歯が生えるスペースが不足することがあります。これにより、永久歯が重なり合ったり、ずれたりすることがあり、歯並びが悪くなる原因となります。
●保隙装置の使用
乳歯が早期に失われた場合、保隙装置を使って空いたスペースを保持することができます。これにより、永久歯が正しい位置に生えるスペースを確保し、歯並びが悪くならにように防止することができます。
●初期の矯正治療
混合歯列期には、早期の矯正治療が効果的な場合があります。この時期に治療を始めることで、顎の成長を促し、永久歯が正しい位置に生えるように導くことができます。早期の矯正治療には、プレオルソなどのマウスピース型装置が使用されることがあります。
●矯正治療のメリット
早期の矯正治療により、将来的な大掛かりな矯正治療を回避することができます。また、子どもの成長とともに顎が広がり、歯列が整いやすくなるため、治療期間が短縮されることがあります。
乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで歯並びが自然に良くなることはありますが、必ずしも全ての子どもがそうなるわけではありません。遺伝的な要因や乳歯の早期喪失などが影響し、歯並びが悪くなることもあります。大宮の当院で歯並びのご相談も受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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