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乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで歯並びは良くなるのだろうかという疑問をお持ちの方は多いと思います。 乳歯は子供の成長に合わせて永久歯に交換されますが、その過程で歯並びがどのように変化するのか、どんなことに注意すべきなのか、今回は詳しく解説していきたいと思います。
まず、乳歯から永久歯に生え変わるメカニズムを簡単に説明します。 乳歯は上下合わせて20本ありますが、永久歯は28本(親知らずを含めると32本)あります。 つまり、永久歯は乳歯よりも多く、大きくなります。 そのため、永久歯が生えるスペースを確保するために、乳歯は下から生えてくる永久歯の刺激を受けて、根っこが吸収されて抜け落ちます。 この時期は個人差がありますが、一般的には6歳頃から始まり、12歳頃までにほとんどの乳歯が永久歯に生え変わります。 生え変わる順番は下の前歯から始まり、前歯から奥歯に向かって進みます。 上の前歯は下の前歯よりも遅れて生え変わります。 奥歯は第一大臼歯(6歳臼歯)と第二大臼歯(12歳臼歯)が新しく生えてきます。 親知らずは17歳頃から21歳頃に生えてきますが、生えない人もいます。
1. 乳歯が適切なタイミングで抜けること
乳歯は永久歯が生えるためのスペースを確保する役割があります。 そのため、乳歯が虫歯や事故などで早く抜けてしまったり、抜けないまま残ってしまったりすると、永久歯のスペースが狭くなったり、ずれたりしてしまいます。 これは後から矯正治療を必要とする可能性が高くなります。 また、乳歯は噛む力を伝える役割もあります。 そのため、虫歯や欠損で噛む力が弱くなると、顎の骨や筋肉の発達に影響を与えてしまいます。 これも後から矫正治療を必要とする可能性が高くなります。
2. 永久歯の位置
永久歯は顎の中で成長していますが、その位置が正しくないと、うまく生えてこないことがあります。 例えば、永久歯が乳歯の下になく、横や斜めに生えている場合、乳歯の根を吸収せずに、乳歯を避けて生えてきてしまい歯並びが悪くなる原因となります。 永久歯の埋伏状況はレントゲンで確認できます。 そのため、定期的に歯科医院で検査を受けることが大切です。乳歯を抜いて永久歯を引き上げる方法や、永久歯を抜いて矯正治療をする方法などがあります。
3. 咬合力や癖
咬合力は顎の骨や筋肉の発達に影響を与えます。 そのため、咬合力が弱いと、顎の骨が小さくなったり、永久歯が生えるスペースが狭くなったりします。 これも後から矯正治療を必要とする可能性が高くなります。 咬合力が弱くなる原因は、虫歯や欠損だけでなく、口呼吸や舌癖などの癖もあります。 口呼吸や舌癖は、上顎や下顎の成長に悪影響を与えるだけでなく、前歯や上顎の形にも影響を与えます。 これらの癖は早めに治すことが大切です。
乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで歯並びは良くなるかどうかは、個人差があります。定期的に歯科医院で検査を受けて、早期に対処することが大切です。大宮の当院でも歯並びのご相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。
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