大宮の歯科・歯科医院、歯医者なら
歯ブラシは、毎日使う生活必需品ですが、どんな種類があるのか、どれを選べばいいのか、迷ってしまうことはありませんか?虫歯や歯周病などの予防にも効果的な歯ブラシを選ぶことはとても大切です。
手動の歯ブラシには、毛・ヘッドなど部分によってさまざまな種類があります。それぞれにメリットやデメリットがあるので、自分の歯や歯茎の状態や好みに合わせて選ぶことが大切です。
◎毛の硬さ
やわらかめ・ふつう・かための3種類が一般的です。やわらかめは歯茎に優しいですが、磨き残しが起こりやすいです。かためは洗浄力が高いですが、歯茎を傷つけやすいです。ふつうはバランスが良いですが、力加減に注意する必要があります。
◎毛先の形
全体が平らなフラットカットとギザギザの山切りカットの2種類があります。フラットカットは広い面を磨けますが、歯間は磨きにくいです。山切りカットは歯間に溜まった汚れを落としやすいですが、毛先がつぶれやすくなります。
◎毛の太さ
一般的な歯ブラシは0.2mm程度の丸い毛先のラウンド毛を使用しています。清掃効率が高く、歯と歯茎に優しいです。また、毛先にかけて細くなっていくテーパードや両方を持ち合わせた二段植毛タイプもあります。歯と歯茎の間にまでしっかり入り込みます。
歯ブラシのヘッドは、毛が植えられている部分です。ヘッドのサイズや形状によって、磨きやすい場所や磨きにくい場所が変わります。歯ブラシのヘッドには、以下のような特徴があります。
◎ヘッドのサイズ
大きいヘッドは一度に広い面を磨けますが、奥歯や小さな歯は磨きにくいです。小さいヘッドは細かい部分も磨きやすいですが、時間がかかります。自分の口のサイズに合ったヘッドを選びましょ
◎ヘッドの形状
四角いヘッドは歯の表面をしっかり磨けますが、歯と歯茎の間は届きにくいです。隙間に食べかすが溜まると虫歯になりやすいです。丸いヘッドは歯と歯茎の間も磨きやすいですが、角度に注意する必要があります。
日本でも「8020運動」という言葉が広まってきています。8020運動とは、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。これらの取り組みにより、日本人の70歳時点での残存歯数は平均16本にまで上昇してきました。
歯ブラシは、虫歯や歯周病などの予防に欠かせません。しかし、ただ何も考えずに磨くだけでは効果は得られません。正しい選び方と正しい使い方をすることが大切です。
歯医者で自分の歯や歯茎の状態に合わせて選んでもらうのも良いでしょう。大宮の当院でも一人一人に合った歯ブラシをご提案させていただいております。虫歯や歯周病にならないように、自分にぴったりの歯ブラシを見つけて、毎日快適に歯磨きしましょう。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
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午後:14:30~19:00
△:9:00~12:30/14:00~18:30
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